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札幌で活躍する「女優」(演劇・映像)にスポットを当て 舞台上では見る・聞くことのできない素顔に触れる また、企画を通して「演劇」をもっと身近に、少しお洒落に感じてもらう 肩肘張らないトークセッション!! |
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ゲスト:森田 亜樹
1985年9月2日 札幌生まれ。23歳になる年に札幌演劇を初めて観る。騙されたと思ってやってみる。憤慨したり残念に思ったり。所属先を1年間でやめる。演劇に興味は残ったので、いろいろ観ようと思い立つ。そして今。 |
ヨコヤマカツトシ[Real I’s Production代表]
1977年9月16日生まれ。札幌市 出身。A型。 |
ヨコヤマ(以下Y):今回が5回目なんですよ。
森 田(以下M):よろしくお願いします。
Y:僕が会って話してみたいと思う女優さんとお喋りするっていう企画です(笑)今までは面識がある人とだったんだけど。
M:今回はイレギュラー?
Y:そうだね、こっちは一方的に知ってるんだけど。前からずっと気になっていて。
M:良い意味だといいですね(笑)

Y:初めて名前を目にしたのが、国境無き意志団※1だったと思うんだけど…。
M:おお、そうです。
Y:芝居はその時から始めたの?その前からやってたの?
M:一応、高校の時は演劇部に所属してたんですけど、マンガ読み部って感じで…。
Y:演劇部だけど、ほとんどマンガ読んでるだけだったってこと?
M:そうです…演劇らしいことは特に何もせず、高文連に出るのは部費を貰うためだけに出てました。本番の4日前に台本が決まるとかそういう感じで。
Y:うーん、なるほど(笑)
M:メインが生徒会とか放送局だったので、あんまり重きを置いていなかったというか。むしろ、演劇に興味を持ったのは、中学校の時に演劇同好会みたいなのがあって、そこの先生が面白かったんですよ。

M:当時は結婚式のナレーションのお姉さんに憧れてました。
Y:司会のお姉さんね。
M:でも、声にコンプレックスがあったのと、声優になりたいとも思うようになって。大半の人は声優が好きでなりたいと思うんですけど、私の場合はコンプレックスの部分をメリットに変えられないかというのが動機でした。
Y:弱点だと思うのはまだ早いんじゃない?
M:努力もしてないんですよ。周りに声優になりたい人が沢山いて、その人達の努力を見てると、自分は目指すべきじゃないなって思って。で、そんな性分だから、自分がお芝居に興味があるってことを言うことがおこがましいことだと思ってしまって・・・そのまま高校卒業して、仕事だけしてたんですよ。
Y:なるほど。
M:でも、ある時に気持ちが滅入っちゃって…私あんまり興味があることが無くて、音楽も好きなんですけど、それも好きっていうと上には上がいるじゃないですか。
Y:意外と後ろ向きなんだね。
M:そうですね(笑)で、そんなことを繰り返してたら、自分の興味のあることが何なのか分からなくなって、仕事だけの毎日になっちゃって。週6とか7で働いて、週6とか7で酒を飲んで、という生活(笑)楽しかったんですけど、何か足りなくて。気持ち的に不健康になっちゃったんですね。で、友人に、お芝居をいつかやってみたいって言ってたけど興味が無くなってきてるって話をしたら、そうじゃなくてやってないから気持ちが荒むんじゃないかと言われて。
Y:まずはやってみたら、と?
M:でも、仕事が飲食店だったんです。金土日とか休めない。稽古時間も営業中じゃないですか。踏ん切りとかタイミングが全く合わないまま時間が経って。3年くらい前にちょうど仕事を辞めたタイミングで、いつも誘ってくれてた人が、出演者が足りないんだけど出てみる?って言ってくれて、話を聞きに行ったんですよ。それが意志団で、BLOCH※2で初舞台。でも在籍したのは1年間、出演したのは3回かな。
Y:オレは、その内の1本を観たんだね。

M:どの作品ですか?
Y:「青い鳥」がベースになってるやつ。
M:ヘンゼルとグレーテルみたいな?
Y:そうそう。
M:出演者が女子ばかりの?
Y:そうそう。
M:辞めた時のですね。
Y:意志団の存在は知っていて、いつか観なきゃなって思ってたの。なんか怪しい集団だなって気になってたんだけど(笑)ずっと見逃してて。芝居の感想はここでは話さないけど…。
M:聞きたかったな(笑)
Y:いやぁ…需要はあるなって感じで。で、目を引いたのが森田さんと主役をやってた…。
M:男の子役のほう?
Y:そう、髪の短い。
M:岩杉ですね。最近、ディリバレー・ダイバーズ※3に入ったんですよ。
Y:その後からかな。BLOCHに行くと目にしたり、折込で見かけたりとか。意志団は辞めたっぽいけど、続けてるんだなって思って。
M:和田さんと前田さん※4に辞めることにしたんですって言ったら二人とも色々と気にしてくれて。和田さんに「これからどうするの?」って言われて、せっかくお芝居には関われるようになったから、お客さんでもいいし、裏方でもいいから関わっていようとは思うんですって言ったら、スタッフでも構わないなら紹介するよって言われて、その時は深想逢嘘※5がいいですって言ったんですよ。
Y:どうして?
M:初めて観たお芝居が深想逢嘘の作品だったんです。
Y:意志団の前に?
M:意志団に入るきっかけが、深想逢嘘の番外公演なんです。その作品が結構ポップで、これって演劇って言っていいの?みたいな。初BLOCH(小劇場)で、舞台と客席が近くて役者の迫力が伝わってきて、芝居が面白いものだって分かって。それで(さっきの話に戻って)意志団に入ることに決めたんです。
Y:深想逢嘘には出たの?
M:いえ、小道具で。
Y:一応参加したんだ。
M:城谷さんに、君役者さんなんだよね?みたいなこと言われると、一応やりたいなとは思ってるんですけど…くらいのことしか言えなくて、おこがましいなとその時も思ってました。

Y:その流れでタニケン※6とことかに出るようになったの?それはまた別なの?
M:辞めてから、前田さんが苗穂※7に誘ってくれたんですよ。それは、私が辞めるの知らないで言ってくれて。その後に氏次君からギャクギレでいろんな役者を集めてやるんだけど出てみない?って話しかけられて。「意志団の人なんでしょ?」って興味津々で。
Y:分かる分かる(笑)
M:舞台立ったことあるんでしょ?だったら大丈夫だからって言われて。誘われたのは苗穂→ギャクギレなんですけど、出演がギャクギレ→苗穂の順番。苗穂に出てから誘ってくれる方が多くなって、谷口さんも面識無かったんですけど、「次の作品に出てくれませんか?」って苗穂の客出しのときに言われて、いやいやいやって(笑)「じゃあ気が変わらなかったら」って言って連絡をくれてからですね。
Y:それで、色々な劇団・作品に出るようになったんだ。
M:そうですね。なんか必死でした。声がかかることが幸せでしたし。
Y:でも、ホント、ずーっと出てるでしょ?
M:最初は台本を2冊持つことがすごく怖かったんですよ。本当は年3本くらいにしようと思ってたのに、去年は2か月に1本は出てたんじゃないかってくらい出た気がします。
Y:今年はテルヲさん※8のやつが3本目?
M:そうですね。
Y:その前は何に出てたの?
M:弦巻楽団と、意志団関連のオタク向けの企画です…。

Y:きっと需要があるんだろうね。背が高いとか、結構単純な理由だと思うんだけど。
M:それはありますね。女子が少ないのかな。
Y:いや、女子はいるよ、腐るほど。声質とか、見た目も含めて、やっぱり創る側としては凸凹にしたいから、ちょうどそこにハマるんだろうね。
M:谷口さんは通る声が欲しかったみたいです。谷口さんが作る芝居は音が大きいから。
Y:オレも声は特徴あるなぁって思った。
M:声が良いって言ってくれる人はありがたいことに多いんですけど、逆もね…よく嘘くさいって言われますね。アンケートにも、声・滑舌が良いと無感情に聞こえるみたいなこと書かれたことがあって。初舞台で書かれたことは今も忘れない。私のことか!?みたいな気持ちになった。
Y:芝居をやれるようになってみてどうなの?何年も躊躇した挙句、やっと舞台に立って、続けてみて。
M:前は、芝居をやってることが楽だったんですよ。自分じゃない人でいられることが。今は、色々と考えますね。

Y:例えば、どこか1つの劇団に所属してみようとは考えたりしないの?
M:思いますよ。一生懸命出てみようと思ったのも、知らずに選ぶのもどうなんだと思って。かと言って全部観れるかって言ったら劇団は星の数ほどあるし。橋口さん※9ともお話する機会はあって、出たりはしてないけど、多くの劇団・色んな演出家に出会って考えて、自分のやりたいことがより深め合えるところなら行きたい(入団したい)なとは思っているんですけど。今どの劇団だって言われると、ここですっていうのはまだ。今は自分一人の方がいいのかなっていうのが強いのかもしれないですね。
Y:そっか。それに、フリーだから色んな作品に参加できるってのもあるしね。どこかに所属していたら、自由は利かないかもしれないから。単純にこの劇団の作品は好きだなとか、出てみたいってこともあるじゃない?最近観た中では何が面白かった?
M:この間ここ(SUWA!!)でやってたのも面白かったです。ANDも好きですね。
Y:ANDかぁ。
M:ただ、自分が出たら好きじゃないなとは思うんですよね。
Y:どの辺がいいの?
M:私がやりたいことに近いんですよ。作品は、愛情の押し付けじゃないですか。私は私の話を誰かがお金を払って、つまんねえって言ってもいいし、そこで寝てもいいし、とにかく私はこれがやりたいってことを敢行してみたい。
Y:それが亀井さんのやってることだとも言えない気もするけどね。
M:いや、ちょっと違うんですけど。亀井さんがやってるのは、亀井さんが思ってる愛情とか感情を本にしてるというか、それは誰に訴えるでもないというか、ブログみたいなことに近いんだろうなと思ってるんですよ。昔の作品の方が好きだって言うANDファンはすごく多くて、観たことないので何も言えないですけど…「だから何?」って言われることをやりたいというか…うーん、ちょっと難しいですかね。
Y:それは、自分の為にやるって意味だよね?特に周りを気にしないで、自分がやりたいって思う表現をやりたいってことだよね。
M:多くの観客から好きだって言われる作品をやりたいっていう考え方も分かるし嫌いではないんですけど、自分が何かをやる時に、それは嘘になるんだなっていうことを最近思って。私はそんなにニコニコ出来ないし、そんなに優しくするつもりはないし。キレイな部分だけ見せる気が無いのかもしれないです。
Y:そういう部分で、亀井さんのやってることに共感するってことね。
M:人間って汚いですよ、みたいなところを見せてくれる気がして。
Y:亀井さんに書いてもらえばいいじゃん。
M:実は…お話したこと無いんです…。
Y:そうなんだ。ここまで話しておいて、オレも面識はありません(笑)オレが人見知りってのもあるんだけど、どっちかっていうと亀井作品は苦手なの。ただね、この間ナガムツさんがやってた一人芝居は面白かった。
M:観たかった!観られなかったんですよ、告知をくれる人が誰もいなくて。

M:ちなみにどういうのが好きなんですか?分かりやすいもの?
Y:いや、むしろ分かりにくいのが好き。
M:ハムさんの台本も結構好きなんです。
Y:オレも最近面白いと思うのは、すがのさん。作品というよりは、取り組みとしてね。
M:楽しいなって。考える余地を残しつつ、自分の意思を伝えるっていうか。だから、一般受けもするし、強いなって思う。
Y:ちょっと恥ずかしくはなるんだけどね(笑)おセンチだなぁとか。
M:いいじゃないですか、芝居人らしくて。
Y:今後やってみたいことは?
M:芝居で?
Y:芝居でもいいし、芝居じゃなくても。
M:開業したいですね。
Y:開業って、店を出したいってこと?
M:はい。
Y:何の店?
M:最終的に飲食店かな。35歳までに独立したいと思ってて。
Y:あと10年だね。店って何、バーとか?
M:そうですね。アイリッシュパブみたいなのでもいいし、今ごはんバーみたいなのが流行ってるんで、流行にのったみたいで嫌なんだけれど、一応今は豆乳をおいてとか・・・メニューとか原価率とか色々と考えているのが楽しいですね。
Y:それで飲食店でバイトをしてるの?
M:それもありますね。
あと、やりたいこととは違いますけど、人として凛としていきたい。例えば、ちゃんと否定が出来る人でいようと思って。
Y:普段割りと否定的なんじゃないの?(笑)
M:そうなんですけどね。おべっかを言わないとか、批判したいわけでもなくて、違うってことを言えるようになりたくて。自分の首を絞めていきたいなと。
Y:かなり長く話しちゃったね、飲みながらだと長くなるね(笑)今度は是非うちの芝居にも出て下さい。
M:はい、ご用命の時には声をかけて下さい。
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【注釈】
※ 1:2006年に旗揚げ。札幌を拠点に活動しているエンターテイメント集団。代表:日高和泰。
※ 2:演劇専用小劇場BLOCH → bloch-web.net
※ 3:「真剣に、くだらない」をモットーに、【脚本:深浦佑太、演出:谷原聖、発起人兼象徴:荒川創】が中心となり2008年に旗揚げ。
※ 4:和田さん→BLOCH支配人。前田さん→BLOCHスタッフ。
※ 5:劇団深想逢嘘→2000年、当時北海学園大学の学生であり、役者としても活動していた城谷歩が中心となり旗揚げ。
※ 6:谷口健太郎:俳優、演出家。2004年、プラズマニアを旗揚げ、主宰を務める。
※ 7:苗穂ロイヤル歌劇団
※ 8:小林テルヲ→俳優、演出家。劇団遊劇社主宰。
※ 9:橋口幸絵→劇作家、演出家。劇団千年王國代表。

日時:2011年4月16日
お店:食べのみ屋 SUWA!!
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森田さんのお気に入りは 携帯ストラップ。 マッコウクジラです。 |
食べのみ屋 SUWA!!
札幌市中央区南3条西1丁目 電話 011-512-5595 |
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営業時間 定休日 月・火・祝(不定休)
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ビルの入口にはすわダルマが! 地下に降りると 「商い中」であれば
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店内の壁もオレンジ色。どれだけ装飾があってもオレンジ色のインパクトは薄まりません(笑) |
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まずは「たね」をまんべんなく! |
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具をバランスよく乗せて・・・ ある程度焼けるまで待って・・・ |
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くるくる丸めていきます。 慣れてます! |
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たこ焼き 完成! |
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